ぽぽぶろぐ

20代、独身、事務の仕事をしています。趣味のお料理や旅行、その他もろもろ楽しく更新していけたらと思います。

青森旅行 2日目 〜恐山宿泊〜

 

宿坊にチェックインしました。

 

泊まるにあたってのきまりごとと部屋の鍵をもらいます。

内部の写真撮影NGとのことなので、私の下手な絵で勘弁してください。

 

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まず1階玄関はかなり大きいです。

 

入って靴を脱いでスリッパに履き替えます。

下駄箱に靴を入れますが、ここに鍵はありません。

たくさんあるので番号を覚えておきましょう。

 

目の前に仏像(観音様?)とお地蔵様がいます。

 

お地蔵様の横に机があって、お願い事を書いてお金を包んで入れるところがあります。

 

進むと受付、食堂、談話室みたいな机と椅子とテレビがあるところがあります。

 

テレビは食後についていて、恐山のドキュメンタリーみたいのが流れていました。

机の上には昔の御朱印や新聞の切り抜き、お寺の彫刻についての説明とかが置いてありました。

 

エレベーターと自販機は故障中で使えませんでした。

 

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私の部屋は2階。

自分の部屋のところに「◯◯様  何名」の紙が貼られていました。

 

部屋はこんな感じ。


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扉は引き戸で右にトイレと洗面台

部屋は2つありました。

 

メインの部屋は10畳ぐらい、横の部屋は4畳ぐらいかな?

 

布団は敷いてあって、全体的に綺麗な感じでした。

 

それと部屋に2,3冊本が置いてあって、私が読んだ1冊は恐山の住職さんの本でした。

 

食堂は1階でこんな感じ。

 

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ご飯の時間は決まっていて、10分くらい前から食堂前の談話室にみんな集まってきて、時間になると食堂が開き入っていきます。

 

席は決まっていて、4人1セットのような配置でした。

私は1人で宿泊だったのですが、他の3人もそうでした。

 

夕飯でお箸が置いてあって、これは食べた後に部屋に持って帰って朝食にも使います。

その後は家に持って帰れます。


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いただきますとごちそうさまはお坊さんが来て、一緒に唱えます。

お箸入れの裏に書いてあるこちらです。


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食事は精進料理で夕飯12品、朝食10品くらいだった気がします。

覚えてる限りこちらです。

 

◯2日目夕飯

  • ご飯
  • 味噌汁
  • そば
  • 煮物(こんにゃく、大根、しいたけ、にんじん)
  • 漬物(きゅうり、白菜)
  • きんぴらごぼう
  • 酢の物(きゅうり、大根)
  • 味噌豆腐
  • 天ぷら(しし唐、青唐辛子?、かぼちゃ、さつまいも、しめじ)
  • 果物(みかん、パイナップル、?)

 

◯3日目朝食

  • ご飯
  • 味噌汁
  • 海苔
  • ぬか漬け
  • きんぴらごぼう
  • ごはんですよ
  • 果物(キウイ、?、トマト)

 

ご飯とお茶はおかわり自由です。

 

いただきますとごちそうさまの間が30分くらいですが、ごちそうさまの後も残って食べることができます。

 

お風呂は宿坊内の大浴場と境内の公衆浴場が使用できます。

 

大浴場は普通の宿と同じ感じでした。

洗い場も温泉も広くて気持ち良かったです。

 

境内のお風呂はこんな感じ。

閉門後は宿泊客しか入れないので、入りやすいと思います。

 

右側に1つ

左側に2つ

 

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レトロな感じ。

お風呂は洗い場はありません。

お湯が熱くて、水を入れて入りました。

 

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夜は10時消灯です。

早いなと思ったのですが、部屋にテレビもないし電波も通じないし

暇だし運転疲れてたしでちょうどいい時間でした。

 

部屋の中は消灯時間関係なく起きてて大丈夫なんですけどね、10時に寝ました。

 

朝方硫黄の匂いで少し目が覚めるという貴重な体験をして二度寝。

 

6時に全館放送があって、6時半までに地蔵殿に集まります。

途中お坊さんに会って薬師堂?に連れて行ってもらえて、お参りすることができました。

 

地蔵殿では15分くらいお経を聞いて、お地蔵様を見せてもらいました。

前日に住職さんの本で地蔵殿のお地蔵様について学んでいたので見応えがありました。

 

畳が固くて、8分丈のズボン、スニーカーソックスで正座したのでくるぶしが痛かったです。

10分丈のズボンを履くことをオススメします。

 

そのあと本堂に移動します。

移動は左側通行です。

ここには亡くなった方の遺品や遺影、花嫁人形も飾ってあります。

お経を聞いて、お焼香が回ってくるのでして、おつとめ終了です。

畳は地蔵殿よりは柔らかかったです。

 

各々本堂を見て部屋に戻りました。

 

お箸を持って朝食をとって、私は温泉を楽しんでからチェックアウトしました。

 

宿坊は綺麗で、全体的に広々としていて

ご飯もお風呂も最高でした。

 

特に温泉が良かったので、好きな人はいい体験ができるのではないでしょうか。

 

あとは閉門後の夜の境内を歩けたところも、怖さとわくわくを感じられて楽しかったです。

 

気をつける点としては

携帯の電波が部屋で通じないこと(談話室や恐山内は通じます)

部屋にテレビや冷蔵庫がないこと

あとは硫黄の匂いが本当にダメな人は厳しいかな

 

ちなみに心霊現象は起きませんでした。

怖さも夜の境内意外は感じず

むしろ心穏やかに過ごせたので自分に合っているのかもしれないですね。

 

私はまた泊まりたいと思いました。

ご飯の時に他の1人客の人とお話しできたのも楽しかったです。

 

では今日はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。